朝は1日の始まり。
始まりの時間を心地良く過ごし、朝の時間帯を上質に仕上げることはその日の充実度や心や意識に余裕感を持って1日を創ることに大きなインパクトを与えるんじゃないかと思っている。それと同時に朝は習慣を作りやすく、1日全体の心地良さを感じられる事に繋がっていくと感じている。
朝ってバタバタしがち?
朝は時間が無い。朝は急ぎ足で身支度をする。
そんな人はとても多いんじゃ無いだろうか。
多くの人の朝に付きまとってくるのが仕事、出社や学校へ行くことだと思う。
社会人であれば身支度を終えた後は仕事へ向かうという自宅で過ごす終わりの時間が来るはず。他にも保育園へ子どもを送る、学校へ行くなど朝の時間にはタイムリミットがある。
夜の時間との大きな違いはこのタイムリミットという部分だと思ってる。
夜は「寝る」ことが夜の時間の終わりを意味すると考えた場合、そのタイムリミットは引き伸ばせてしまうのだ。つまり寝なければ仕事できるし、勉強もし続けられる。
しかし朝のタイムリミットは違う。基本的には出社しなければいけないし、学校へ行かなければならない。ここは自分の裁量で変えられない。引き伸ばすことの出来ない決められたタイムリミットだ。
夜は自分で引き伸ばせるが、朝はタイムリミットが決まっている。
時間ってやつが迫ってくるあの感覚。
だからバタバタしてしまったり、気持ち的に焦っている感じになりやすい。夜は寝ることさえ遠ざけてしまえば時間に追われていると感じにくいはずだ。
始まりを心地よくコントロールする
出社などの外的なタイムリミットは変えにくい。だけど起きる時間、つまり始まりの時間を心地良くシフトしていくことは可能なはず。
朝にポカッと余白を創るだけで精神的な余裕感というのは圧倒的に変わってくる。
初めはたった10分で良い。
イメージしてほしい。
いつもの朝に10分間の余白。
心地良い音楽と片手に珈琲。鳥のさえずりに意識を傾け心地よさを感じる朝を。
気持ち的なゆとりがまるで違ってくるはずだ。
朝の10分は感じ方的にも大きくとても貴重。
1日をいつもより10分早く始めるだけで精神的な心地よさが全く違う。
夜は惰性で過ごしがちだし、さっき話したようにいくらでも引き伸ばせる。ただし睡眠不足という最悪のオマケがついてくる。これだと朝起きるのも辛いし、その日の調子も全く上がらない。
夜は平気でダラダラとスマホを眺め続け、平気で睡眠時間を削る事には鈍感だが、1日の始まりをたった10分早く迎える事に対しては繊細に重く捉えてしまうのはおかしい。気持ちはわからないでもないが勿体なさすぎる。
まずは夜の無意味な時間をさっさと終わらせて眠りにつくこと。早く起きる事に早く寝ることはセットだ。
そして1日の始まりの時間を自分自身でコントロールすること。
不要な夜は切り捨て、美しく心地良い朝を過ごそう。

心地良い朝の創造
1日の始まりが心地良いと、その日は余裕感を持って過ごしやすい。
考えてみてほしい。
起きた瞬間から出社や仕事開始までのタイムアタックが始まり、急いで身支度をし忘れ物が無いかとバタバタと家を出てく朝と。
小鳥の囀りとともに目覚め、朝日を浴び深呼吸。コーヒーを淹れてお気に入りのプレイリストをセットし心地良く身支度を始める朝。
後者の方が圧倒的に気分がいいのは明白だろう。
たった一回でも、深く息を吸ってゆっくりと吐く。深呼吸の時間があるだけで心地よさを感じられるなら、朝をコントロール出来てると感じられるはずだ。
それで心地良いと感じられるならなにも30分も早起きする必要なんてない。
大切なことは気持ちが良いな、とか心地良いなと自分が感じられる時間を設けること。そして朝を迎えにいくという感覚を持って自ら朝の時間を創ること。
早起きへシフトするのがゴールではなく、心地良いと感じる朝にシフトする事にフォーカス。起きる時間を変えずとも心地良い時間に変えられるのなら朝の苦手意識がある人でも気持ちが軽くなるだろう。
例えば僕の場合、
朝目を覚まし、まずコップ一杯の水と塩を身体に入れて、少し落ち着いてから冷水シャワーを浴びる。そして軽いストレッチをしてから瞑想に入る。
その後はコーヒー片手にじっくりと内面や意識を観察して文字に書きだす。(ジャーナリングというらしい)
そしてその日の気分に合った心地良い音楽を流して、身支度を始めるという感じだ。
ぼくのルーティンは10年近く掛けながら少しずつその時その時の自分のライフスタイルに合わせながら、変化してきたもの。きっとこれからも「気持ち良いと感じる」ということをベースに形を変えていくと思う。
それぞれ心地良さや気持ちよさを感じる瞬間は違うので、もし参考になれば僕のルーティンをヒントに自分に合った心地良い朝を創造してみてほしい。
良い朝はいい1日に繋がりやすく、1日の積み重ねが日々となる。
結果、それが人生になっていくので、良い朝を迎えにいくことで人生単位で良い感じの人生が創られていくと思ってる。
心地良い人生を創りたければまずは小さく心地良い朝を創造していこう。
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