【レビュー】「LESS IS MORE」本田直之さん著書これからの本当に豊かなライフスタイルを問う一冊。

ライフハック

YAHMAN!

どもっ。ユースケです。

 

今回は読書レビューです。

ぼくがハタチ過ぎ頃ですかねぇ。旅、ミニマリズムやバンライフなどに感化されこれからの生き方を模索していた頃に出会った本田直之さん著書の「LESS IS MORE」自由に生きるために、幸せについて考えてみたという本についてレビューしていきます。

 


これからの生き方を真剣に考えてる人や幸福とは何か、本当の豊かさとは何か、現代社会にどこか疑問を抱えながら生きる人にもかなり参考になる素敵な本です。

シンプル、ミニマム思考が好きな方にもハマるはず。

 

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【レビュー】「LESS IS MORE」本田直之さん著書これからの本当に豊かなライフスタイルを問う一冊。

豊かなはずの日本人が、なぜ幸せを感じられないのか。

 

という問いから始まるこの本。

キーワードは本書のタイトルでもある「LESS IS MORE」

これはドイツの建築家の言葉で、より少ないことは、より豊かなことという意味。

 

物質至上主義。右肩上がりの経済成長の時代は終え、一生懸命働いて、何も考えずにお金をどんどん使いモノを買うこと=幸せ。ではなくなった今。

古い価値観のまま幸福を追い求めるとお金やモノはあるのにハッピーでは無くなってしまう。

 

ポイントは見た目は質素でも中身は豊かであること。

モノやお金といった制約から解放され、自由に生きること。

 

スノーボードをもっと楽しむために雪山へ移住。

サーフィンをもっと身近にするため、海のそばで暮らす。

 

パンデミックでライフスタイル重視の生き方を実践する人や地方移住を始める人も増える今。

逆に言えば、自分で考え、自分で行動することがより求められる時代になってきたんじゃないかなぁと。

本当の豊かさとは、本当の幸福とはなんなのか。これからのライフスタイル論。そのヒントが鏤められている一冊です。

 

プラスしていく時代からマイナスしていく時代へ

 

モノより経験を買う。

 

昔は物がない時代だったので、家にカラーテレビがやってきた!ケータイを初めて買った!などものを買うこと自体が「経験」だったのかもしれません。

だけど今はなんでも揃ってる時代。むしろモノも情報も必要以上に溢れてる。

 

そんな時代で「モノを買うために一生懸命働くなんてバカらしい」という感覚になるのも当然。

これからはマイナスして行く事が幸せを感じる時代に。

 

モノより経験。つまりは旅や趣味、人との繋がり。

ライフスタイル重視の時代へとシフトしていった方が幸福に繋がる。

 

物質的な幸せ⇨経験的・精神的な幸せへ!

 

なんでも手に入る時代、モノが溢れてる時代に生まれ、持ってることよりも持たないセンスこそが必要なんじゃないかなぁとぼくは思います^^

なんでも出来るなんでも持ってる→自分の本当にお気に入りのものだけを持ち、好きなことだけを追求していく。それこそまさに価値なんじゃないかなぁと。

お金しか持ってない人より、ライフスタイルが充実してる人の方がおしゃべりしてても面白そうですよね。

 

節約から選択へ

シンプルライフと言えばどこか質素で我慢、やつまらなそうと言ったイメージが湧く人もいるかもしれません。

しかし、シンプルとは「自分で選択する事」だと言えます。

 

自分で選んでるという事は自由度が高いという事。

そして、自分で選ぶ、自由という事は自分の選択に責任を持つ事ですね^^

 

幸福度の高い北欧の感覚を例に。

北欧

シンプルに生きる=選択
幸せ
満足度が高い
モノより体験

精神的に裕福

 

対して日本。

 

日本

シンプルに生きる=我慢 節約
楽しくない
夢がない
ワクワクしない

精神的に質素

 

本書を参考に図で表してみました。

 

幸せであるかどうかのポイントは、「自分で選んでるか」どうか

 

シンプルに生きるとは無駄を省き、選択する事。

自分の人生を自分で選択して行く事。

 

みんながそうだから、親が言ったから、上司がそういうから、先生が言ったから。

ここは手放し、どんな小さな選択でも自分の頭で考え、自分で選ぶクセを。

 

自由とはお金が有り余るほどあることや、高級な車が変えることでしょうか?

人はすでに自由です。

自分から!という主体性を持って日々生きると、人生がワクワクしてきますよ^^

 

 

長期継続の小さな幸せ

日常の些細なことに幸せを感じられると人生ってものすごく豊かに感じるんじゃないかと。

短期的な大きな幸せしか知らないとぼくは頑張れません。対して、長期的な小さな幸せを積み重ねられたらどれだけ豊かに生きられるかぼくは知っています。

 

短期的な幸せ

・ボーナスが出た
・新しい時計を買った
・給料が上がった

長期的な幸せ

・彼女が作ってくれた食事が幸せ
・朝が来ることに感謝できる
・大切な人達が笑って健康でいてくれることが嬉しい

 

短期的な大きい幸せは長続きしません。

長期的な小さな幸せはゆるりと日々の中で感じることができ続いていきます。

 

やはりここでも「モノ・お金」が本当に豊かな人生につながるんじゃなくて「体験的なこと」幸福度の高い人生に繋がっていくんだなと思います。

 

人との繋がり、自然とコネクトすること、旅先での出会い、今日の朝ごはんが有難いこと。

言ってしまえば誰でも感じることの出来ることばかりです。

 

ぼくの生きる上の指針でもある、心が豊かである事が何より大切なんじゃないかなぁと。

 

LESS IS MORE 余計を手放し充実のライフスタイルを!

 

本当の意味で自由で豊かな人生を送りましょう。

 

自分が人生で何が幸福に繋がり、どんな毎日を送りたいのか。真剣に考える最大のチャンスがやってきてます。

自分で考え、自分で選んで行くこと。

ポジティブな選択として自分の大切以外、いろんなものを削っていくこと。

 

お金や時間に縛られないシンプルな生き方を。

自分が本当にやりたいことのために、限られた時間を生きましょう。

 

 


 

 

 

 

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